いよいよひとり

ささやかで良い 人並みで良い 穏やかが良い

ショートステイ

随分のびのびになっていたがいよいよショートに出す日が目前となった。

嚥下と戦いながらの少々の食事

利尿剤で少しは改善されながらの御手洗通い

1日一回の着替え 下着と上着

たった二枚の洋服を何から着るのか順番が分からない瞬間

後は殆ど寝てばかりな姑


悲しいかな…1人では介護は無理だから

こうゆう先への道筋作り

本人の訳分からない不安を思うと罪悪感少し

自分の体調管理を徹底しないと介護どころで無いぞと…

楽天的な自分を擁護する感。


周りの人  殆どがコレで良いと笑顔で言ってくれる。

自身だってそう言いながら笑っている。



初回だからかと…

7泊8日 無事に過ごして私をホッとさせて頂きたい

2歳児位だから私の不安は通じてしまうか…

笑顔でいつも通り送り出そう。


2才児

2才児になった姑

孫が2才児の頃を思い返してみて

宇宙人には違わないけど赤ちゃん帰りを実感する。

泣き叫ぶ事が無いだけで他は2才児以前になった姑


少量とはいえご飯を食べて

危なっかしいがトイレに行き

あとは寝てばかり。


まさしく赤子がえり


幸せに朽ち果てる難しさを思い

自分の数十年後を憂い

来年の今頃をふと想像してみる…


宇宙人帰る

何とか退院して来た

病院なのかデイサービスなのかも分からなくなり

娘たちの見舞にも誰だか良く分からない状態

そりゃそうなるわ  寄り付かなくなって1年半

日々接してる孫娘たちと曾孫より遠くなる娘3人

以前からしたら5分の1程の最低限の食事と

トイレが出来れば何とか生きていれる

以前に比べたら信じられない程眠っているし

睡眠と言えるかは別として横になれば眠っている


前に聞いた事

食べなくなって  寝てばかりいる

そこら辺からやっと最終へ向かい始める

身体は丈夫で92歳

幸せな老衰で朽ち果てて欲しい。

唯いつの願いを記して…

退院祝いとしよう。


私を忘れてくれたら楽になるのにと数日思ったが

忘れてくれそうに無い。    




宇宙人の入院

いよいよ年なりになって来た。

心不全

肺に水分溜まり

誤嚥性肺炎疑い

などなど…

無理をしてもらい入院

92歳

これまでが丈夫過ぎだった事

認知症が無ければもっと充分な治療が出来るだろうに

たった一日で酸素管  心電図管が断念されたらしい

仕方ない今後も入院治療は意識があるうちは難しいだろう

 

延命治療はもちろん望まないけど

丈夫過ぎた身体はどれだけ大変な思いを経て

朽ち果てる所まで行くのか。

 

大した治療も出来ないまま家に帰って来ても

どう暮らせるのか…

途方にくれる。

信頼できるケアマネジャーさんはいるけど

セカンドオピニオンをするべきか

知らない事

不安な事

少しでも知識をもらうべきか…

明日は病院に相談をしてみよう。


二夜共しっかり眠れなかった頭が悲鳴をあげる



楽になりたい。楽になりたい。










6月の別れ

誕生日があり

最悪の別れがあり

上がったり下がったり不安定な6月が哀しい30日をもって過ぎていく。


大して興味があった訳も無いけど

梨園に嫁いだ若き芸能人が亡くなったニュースが嫌でも目に入って来るから…

6月の別れが余計に重い。

幼な子を遺して行かなくてはならない母心

4年生の孫を間近にみているババとして

無念さを思いいたたまれない。




この世で余りにも立派に天使のようにいた人は神に早く召されてしまうのか。

もうすぐ8年めを迎えるウリ48が安らかに居てくれる事と共に彼女の安らぎも祈って…


合掌