いよいよひとり

ささやかで良い 人並みで良い 穏やかが良い

終の住処

想定外になったが、

大学病院で手術を受けたものの半身麻痺のままお年寄り病院に転院が決まった。

意識があり右手のみとはいえ動ける手があり

生きる力が残っているから生き抜いたわけで

まだ寿命の時では無いようだ。

たった一人の保護者の私は生かすも殺すも自分にかかっている…

なんて大きな重圧に苦しんでいたようで馬鹿みたいだ。

病院のプロのアドバイスを聞いてなんと浅はかなと反省し安堵感も得た。


哀しくも姑は終の住処を得て

私はぐっと負担が減りつつもいつかの終末時に備える嫁となる。


誰もが必ず死ぬ

どう生きたが大切と誰もがゆうだろうが

どう死ぬか…

がその人の通知表のようで心も重くなる。

自分の終りを憂う  これも人生か。