脳梗塞
身体の健康だけが取り柄だった姑が倒れて最高峰の大学病院に入院緊急手術となった。
認知症は日々進みつつも身体は基本的丈夫な姑の未来はきっと「幸せな老衰…」
と何故か確信していたが違ったみたいで、
血管に詰まった血栓は思うようには取れずに断念となったがそれも仕方無しの高齢。
冷静な自分のつもりが左側麻痺の手を見て
この先どうなる事かと
途方にくれた。
少しずつ戻っていく
無事だった言語の回復を良かったとずっと先まで思えるか…
ついつい考えてしまう。
悩み考えても全ては運命の力で進んでいるようで受け入れ飲み込み行くしかないようだ。
まだ二日経ったばかりで難問のチョイスが待ちかまえているだろうな。
やっと少しは冷静になれたから力まず進んで行こう…
37年間暮した日々がきっと助けてくれると。
先を見過ぎず目の前をやっつけて進むしかないのだから。
今更捨てられる筈も無く
運命と受け入れて…